2021.12.22教職員・在学生の活躍
本校電子情報工学科の築地助教が国際会議ICTSS2021においてBest Paper Awardを受賞しました。
本校電子情報工学科の築地助教が2021年12月7日より3日間にわたりオンラインで開催された国際会議ICTSS2021(International Conference on Technology and Social Science 2021)において、 Best Paper Awardを受賞しました。
【受賞論文】
Nobukazu Tsukiji, “Loop Gain Evaluation Using Output Impedances in DC-DC Boost Converter”
ICTSS2021
http://conf.e-jikei.org/ICTSS/2021/
築地助教からのコメント
電源回路は負帰還を利用しているので回路の安定性を評価することが重要です。回路の安定性はループゲインを測定することで評価できますが、従来方法では負帰還経路の一部に信号源を接続し、交流信号を注入する必要がありました。本研究の提案方法では、出力インピーダンスを用いてループゲインを測定するため、負帰還経路への信号注入が不要となります。本研究成果を出荷検査等に応用すれば、電源製品の信頼性向上(保証)に貢献できるのではと考えています。ご興味や関心を持っていただければ幸いです。
ここで本文終了です