電子情報工学科Department of Information and Computer Engineering
「コンピュータと未来を拓く」エンジニアへ
コンピュータや通信機器の設計開発、これらを用いた情報処理・情報通信などの技術開発に必要な電子工学・情報工学を修得するのが電子情報工学科です。電子情報工学科では、専用のサーバーに接続したパソコンを一人一台利用できる環境で、高度で専門的なプログラミング教育を行っています。
- コンピュータを使っていろいろなことをするのが好き
- コンピュータがどうやって動いているのかに興味がある
- コンピュータを使っていろいろなアイデアを実現してみたい
- コンピュータの新しいカタチを作り出したい
この学科の特徴
融合させた教育
電子情報工学科では情報工学の分野ではコンピュータをどのように動かすかというソフトウェアと、コンピュータどのように動いているかというハードウェアを学びます。これらに加えてコンピュータを応用した機器を理解する電子工学を合わせて各分野のバランスを取りながら幅広く体系的に学びます。
各種設備
プログラミングの実験実習のためのパソコンが1人1台用意され、さらにマイコンボードや論理回路実習装置もあります。電子工学関連の実験実習用の測定装置がそろえてあります。そのほか、身体の動きに関する実験に使われるモーションキャプチャ装置や、音響関係の実験のための防音室があります。
教員・技術職員
学生の授業や実験実習は企業での実務経験者を含むさまざまな背景を持つ教員が担当します。5年生で高専での学習の総仕上げとして実施される卒業研究では、各教員から直接指導を受けることができます。実験実習では豊富な経験を持つ技術職員のサポートも受けられます。
電子情報工学科
准教授 築地 伸和
Society 5.0をご存知でしょうか。Society 5.0とは、内閣府が2016年に提唱した日本が目指すべき未来社会の姿を指します。Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。近年、このような未来社会を実現するための基盤技術として、IoT、ロボット、AI、ビッグデータ解析等が注目されています。このような技術に興味をお持ちであれば、ぜひ電子情報工学科で基礎を学んでみませんか。
電子情報工学科では、コンピュータを考え、作り、使い、つなぎ、活かすことについて学びます。コンピュータに関する知識をハードウェア・ソフトウェアの両面のカリキュラムから学習し、実験実習での実践を通じて知識を習熟させることができます。そして、コンピュータの利用だけでなく、設計開発を行う高度なエンジニアの育成を目標としています。電子情報工学科で学び、「コンピュータと未来を拓く」エンジニアを目指してみませんか。
電子情報工学科
4年 M.Y
近年、AI と半導体技術は目覚ましい進歩を遂げ、社会に大きな変革をもたらしています。電子情報工学科では、これらの技術を支える基盤となる知識と技術を学ぶことができます。
本科では、AI のアルゴリズムやプログラミング技術に加え、半導体デバイスや回路設計などの知識も学ぶことができます。また、プログラミング演習や実験実習を通じて、ソフトウェア開発だけでなく、ハードウェア設計まで一貫して行える技術を習得します。さらに、高専ならではの豊富な設備と経験豊富な教員陣による指導により、高度な実践力を養うことができます。
コンピュータやプログラミングに興味がある方、電子機器の仕組みを知りたい方、未来を創造する技術を学びたい方におすすめの学科です。一緒に未来を切り拓くエンジニアへの第一歩を踏み出してみませんか?