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理系進路選択支援
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理系進路選択支援

出前授業・出前セミナー

群馬高専の講師が中学校等へ出向き、実験・実習を提供する企画です。
公開している出前授業・出前セミナーのテーマからご依頼ください。
科学実験・実習を通して、理工系での学びの面白さを体験しましょう。

実施報告

出前授業(2025年7月22日訪問)

出前授業名:光の色
講師:辻 和秀(一般教科・自然科学)

本日は高崎市内の中学校に訪問し、理科部の皆さんと一緒に、虹のパターンの観察を行いました。

はじめに、光について少し勉強します。1年生はまだ習っていない範囲ですが、まずは体験してみましょう。

虹を観察するために、厚紙とCD板を使って分光器を作ります。厚紙の表面は設計図、裏面は黒く塗られています。設計図に従って厚紙をカットし、中にCD板を入れ、箱の形にします。最後に箱の隙間から光が入らないよう黒テープで止めて、分光器の完成です。

理科室の蛍光灯・白色電球・LEDライト・レーザー、それぞれの光を自分で作った分光器で観察しました。写真の虹は、各色の層の境目がはっきりしています。何の光を見ていると思いますか?

・光には、様々な色の光が含まれていること
・白く見える光でも、そこから生まれる虹のパターンは様々で、大きな違いがあること
を調べることができました。

※レーザーは減光したものを使用しています。

出前セミナー(2025年10月7日訪問)

出前セミナー名:金属材料の不思議体験
講師:山内 啓(機械工学科 教授)

高崎市内の中学校を訪問し、科学部の生徒を対象に出前セミナーを実施しました。

はじめに、どういう原理で物質が成り立っているか等について講義を行い、その後いくつかの実験を行いました。
実験では、金属線を熱したり叩いたりして結晶構造を変えることで、違う性質のものを作ることができることを実際に体感しました。

特に、高温で加熱し急冷させる「焼き入れ」という熱処理を行ったあと、ピアノ線が急激に脆くなったことに、生徒さんたちは驚いていました。ほかにも、磁石につかなかったステンレス線をハンマーで叩くことで、叩いた箇所が磁石につく性質に変化したことや、お湯に溶ける金属等、金属材料の不思議に触れました。

【参加者の声(一部抜粋)】
・金属に何か一つ違うことをするだけで全く反応が違くて面白かったです。
・群馬高専が気になっていて物質工学の見学か体験に行ってたので別の科の先生に教われてよかった。
・実際に金属を使って実験していて、自分で触れることができたので良かった。楽しかったです!

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