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アントレプレナーシップ教育講演会を開催しました。

　本校では、令和６年度からアントレプレナーシップ教育が正式なカリキュラムに加わるのに先駆け、「令和５年度アントレプレナーシップ教育講演会」を８月２日に開催しました。
　まず始めに、講演会の開催にあたり三谷校長より挨拶があり、その後本校のアントレプレナーシップ教育の取り組みについて、教育研究支援センター長（木村清和教授）より説明がありました。
　講演では、高専生によるものづくり×AIの事業創出コンテスト「高専ＤＣＯＮ」（主催：ディープラーニング協会）の事務局長であり、連続起業家でもある岡田隆太郎氏より「起業への道筋と高専生のアドバンテージ」と題し、日本と海外でのスタートアップ企業の現状や、学生起業における高専生ならではのアドバンテージ、ＤＣＯＮから誕生した現役起業家についてなど、多岐にわたる内容をお話しいただきました。また、株式会社Liaro 代表取締役の花田賢人氏（苫小牧高専出身）からは、「ものづくりとAIによる社会課題へのチャレンジ」と題して、経営する株式会社Liaroの事業内容や社会課題への取り組みについての説明があったほか、大学在学中に起業に至った経緯や、高専生が起業することの強みについても、現役起業家経営者ならではの経験談を交えて語っていただきました。
　岡田講師には、さらに講演会終了後も興味のある学生に座談会を開いていただき、質疑応答や意見交換等を行っていただきました。参加の学生からは、スタートアップについての熱い質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。
　本校では、今後も高専生のアントレプレナーシップについての理解とスタートアップに向けた活動をサポートするため、継続的にイベント等を開催することとしています。

講演中の岡田隆太郎氏