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2021.07.19教職員・在学生の活躍

本校専攻科生がビジネスコンテスト「第1回ぐんまテックプラングランプリ」のライトニングトークに選出されて発表を行いました。

2021年7月10日(土)、群馬会館(群馬県前橋市大手町2丁目1−1)にてビジネスコンテスト「第1回ぐんまテックプラングランプリ」が開催されました。事前の書類選考にてライトニングトークに選出されたチーム「あつまれ! グンマの風」のリーダーである本校専攻科生の清水敬太さん(生産システム工学専攻1年生)が、テーマ「小型垂直軸風車のためのスクエア型ツバ付きディフューザの研究開発」に関するショートプレゼンテーションに登壇し、その後の情報交換会にてポスターセッション発表を行いました。

この企画は、10年先を見据えた長期的な起業家支援を目的として、本校と群馬県、群馬銀行、しののめ信用金庫、群馬大学、前橋工科大学、株式会社リバネスが2021年3月12日(金)に設立した「ぐんま次世代産業創出・育成コンソーシアム(共同事業体)」が主催しています。研究・技術の「種」を事業に結び付けるプログラム「ぐんまテックプランター」を開始し、それらの中から次世代技術と情熱をもって群馬から世界を変えようとするチームを選出し、今回の「ぐんまテックプラングランプリ」が開催されました。当日は群馬県のスタートアップ推進室の担当者や地元企業の取締役なども参加し、群馬発の次世代産業の育成に向けて、活発な議論や意見交換が行われました。

機械工学科「流体研究室」に所属する清水敬太さんは、発電効率の低さが課題となっている垂直軸風車の改善を目的として「風レンズ(ツバ付きディフューザ)」と呼ばれる集風装置の研究開発に取り組んでいます。いわゆる「からっ風」で有名な群馬県ですが、風力発電を導入している都道府県の中での導入件数は全国ワースト1・2位を争う状況です。このような状況を打破すべく、清水さんを中心としたチーム「あつまれ! グンマの風」では群馬特有の季節風に対応できる高効率の風力発電を手軽に導入する事業について提案を行いました。ファイナリストには選ばれませんでしたが、次のファイナリストになりうる有望な提案として評価され、今回のライトニングトークに選出されました。(指導教員:機械工学科 准教授 矢口久雄)

清水敬太さんのコメント

この度、第1回ぐんまテックプラングランプリのライトニングトークに選出され、発表を行いました。企業の方や他大学の教授の方々を前にした発表は卒研発表とはまた違う緊張感がありました。ポスターセッションは初めてでしたが、ブースに足を運んでくださった企業の方々から多方面の質問やアドバイスをいただくことが出来ました。
 今回の発表会は、私たちの研究を実際に社会に還元するには何が必要なのかを大変考えさせられるものでした。また、実際に研究の分野でご活躍されている方々の発表を間近で拝聴し、さらに企業と研究者の方が繋がる瞬間そこに立ち会えた経験は大変貴重なものとなりました。
 発表の機会を与えてくださり、ご指導いただいた矢口先生には大変感謝しています。今回の経験を糧に今後も研究に精進していきたいと思います。(専攻科1年 清水敬太)


ショートプレゼンの様子


ポスターセッションの様子


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