2018.08.24イベント
ひらめき☆ときめきサイエンス「ものつくり化学にチャレンジ!!①光るイクラをつくろう!」を実施しました
8月22日(水)、(独)日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンス事業として、本校物質工学科において「ものつくり化学にチャレンジ!!①光るイクラをつくろう!」を実施しました。
この事業は、科学研究費助成事業(KAKENHI)によって得られた最先端の研究成果をもとに、子供たちに科学への興味・関心を深めてもらおうと実施したものです。物質工学科の教職員と学生がスタッフとなり、県内外から中学生29名が午前と午後に参加しました。
まず、光を当てたり、化学物質を混ぜ合わせると発光する物質の存在について説明を受けながら、身の回りにある食べ物や洗剤、紙幣などにブラックライトを当てて、光る物質を観察しました。つづいて、発光現象と人工イクラの膜ができる原理を学んだのち、参加者各自が二種類の溶液を混合して発光現象を観察したり、蛍光色素を取り込んだ光るイクラをつくりました。このとき、蛍光色素の種類や組み合わせを工夫して人工イクラを作製しましたが、暗闇で淡く光って球体が浮かび上がる様子に、驚きや感動の声が上がりました。
プログラムの最後には、科学研究費による研究の意義の説明を受け、「未来博士号」(修了証書)が授与されました。参加者からは、「化学発光の瞬間をみることがとても楽しかった」「中学校ではできない実験で、初めて人工イクラの構造を知った」などの感想が寄せられました。
翌朝の上毛新聞には、参加した中学生が楽しんで実験をしている様子が掲載されました。
蛍光色素を取り込んだ光るイクラの作製
光るイクラの作製の様子
化学発光による発光現象の観察
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