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入学案内Admission information

理系女子応援

今、社会で活躍している群馬高専の女子卒業生や、現在、群馬高専で頑張っている理系女子からのメッセージをお届けします。 群馬高専は、未来の”Rikejo(リケジョ)”を目指しているみなさんを応援しています。

山田香織さん(機械工学科卒業生)

入学式の際に、機械を創れる人になりなさい、と言われたことは今でも強く覚えています。群馬高専の機械工学科では機械に関する専門知識の基礎を学びました。機械全般についての座学と同時に工場での機械実習も行っていくので、授業で得た知識をそれぞれがどのように関わっているのか関連付けながら身に付けていくことができます。そのなかで私は特に機械をどのように制御して動かすかということに興味を持ちました。その興味を突き詰めていくうちに、設計や人間科学などにも興味を持ち、今はそれらの研究を進めています。結局、私自身は実際に機械の開発や製造をする仕事には就きませんでしたが、現在でも自分の中で、そのベースとなっているのは群馬高専で学んだことです。
群馬高専の他学科には、電気・物質工学・環境都市・電子情報、それぞれの専門分野を学んでいる仲間たちがいます。彼らと交流することで、工学についての広い視点や、かけがえのない友人を得ることができると思います。

プロフィール
  • 平成16年度本校機械工学科卒業
  • 平成23年度神戸大学大学院工学研究科博士後期課程修了
  • 神戸大学自然科学系先端融合研究環・重点研究部助教

濱菜奈さん(電子メディア工学科 平成23年度入学生)

クラス41人中、女子2人!?高専入学時、電子メディア工学科(E科)の男女比に衝撃を受けたのを今でも覚えています。そのときの私はそれだけでなく、高専での勉強や初めての寮生活のこともあり、新しい生活に心を躍らせるどころか、むしろ不安ばかりを抱いていました。しかし、そんな私ももう4年生。思えば不安だったのは初めだけで、すぐに高専の生活に慣れてしまったように思います。今ではすっかりクラスに溶け込んで、行事などにもみんなで団結して取り組んでいます。男女比率が偏っている分、むしろ男女分け隔てなく付き合えるので全く心配はありません。また、勉強もやるべきことをやっていれば大丈夫です。
E科は特に演習科目が多く、一度勉強したことをもう一度復習できるので工学の基礎(数学や物理)をしっかり身につけることができます。これにより、将来は多方面の分野に進むことが可能です。そして、もちろん電気・電子系の勉強もE科のユニークな先生方が教えてくださいます。机上での勉強だけでなく、専門の機器を用いて実験も行えるので、習ったことが本当に実際起こるのかどうか、自分の目で確かめられて面白いと思います。
ぜひそんなE科で楽しい高専生活を送ってみませんか?E科のリケジョが一人でも増えることを楽しみにしています。

山口真実さん(電子情報工学科卒業生)

“この学校、面白そう”そう思って入学した私は、プログラミングって何?OSって何?と知らないことばかりでした。入学後に一番衝撃的だったのは、タイピングの授業です。パソコンなんて学校の授業でしか触ったことがなかった私は、タイピングもゆっくりとしかできませんでした。それなのに、クラスの友人たちは、ものすごい速さでタイピングをしていくのです。 この学校でやっていけるのだろうかととても不安になりました。しかし、少しずつタイピングに慣れ、なんとかやっていけるんじゃないかな、と思えるようになりました。この他にも、プログラミングの授業やその他の様々な授業で同じような衝撃を受け、1つずつ、少しずつ、自分のできることを増やしていきました。
このことからもわかるように、私は優秀な学生ではありませんでした。でも、周囲の友人や先生がたに支えられ、なんとか卒業し、今の会社で開発者として働いています。こんなことを書いていると、「じゃあ、もともと情報系が得意な人には物足りないんじゃない?」なんて思う人もいるかもしれません。そう思ったなら、ぜひ学校見学などで今いる先輩たちに聞いてみてください。そして、少しでも興味をもったなら、電子情報工学科で学んでみてください。

プロフィール
  • 平成18年度本校電子情報工学科卒業
  • 平成22年度お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 理学専攻情報科学コース修了
  • 富士通株式会社

土屋優美さん(物質工学科 平成24年度入学生)

物質工学科では、化学や生物に関することを中心に勉強していきます。 他の学科に比べて女子学生が多い学科でもあります。この学科の一番の魅力は白衣を着て実験ができることだと思います。季節に関係なく、実験のときには白衣を着ます。
物質工学科では週に一度実験を行います。 最初は簡単な実験ですが、だんだんとより高度な実験をしていきます。 私が一年生のときは、人工イクラやナイロンの作製などをしました。 実験そのものも楽しいですが、その反応のしくみを知ることでさらに化学を面白く感じます。 また、目の前で反応を起こすことで化学をより身近に感じることができます。 実験が大好きな人、白衣を着て実験をしたい人にはぴったりの学科だと思います。
入学したときは「高専って男子が多いから上手くやっていけるかな…」と心配でしたが、不安に思う必要はありません。 男女関係なく仲良く生活しています。 先生方も、優しく面白い人ばかりです。ぜひ物質工学科で楽しい高専生活を送ってみませんか。

小林彩乃さん(環境都市工学科卒業生)

環境都市工学科では、非常に幅広い分野について勉強をします。 例えば、私たちが生活するのに必要な建物や道路、線路の施工や維持管理にかかわる勉強、私たちが安全に生活するために必要な地震や洪水などの災害対策にかかわる勉強、私たちが快適に生活するために必要な環境問題などにかかわる勉強などです。 私は群馬高専に入学してから、このような生活にとても身近で、必要不可欠な社会基盤について学ぶことで、環境汚染問題について強い興味を持つようになりました。 現在は、大学院で水環境の汚染などにかかわる研究をしています。 群馬高専で勉強した専門教科は、研究を遂行するための基礎として非常に重要でした。 また、幅広い分野について勉強してきたからこそ、いくつかの視点から物事を見て、一歩進んだ研究や提案をできるようになったことで、群馬高専で勉強することができて本当に良かったと思いました。
環境都市工学は、生活に密接した学問だからこそ、とてもやりがいがある仕事に就くことができると思いますし、人々の役に立てる重要な勉強や研究ができると思います。 ぜひ、群馬高専で勉強してみませんか? 皆さんと「社会に貢献できるエンジニア」として、切磋琢磨する日を楽しみにしています。

プロフィール
  • 平成18年度本校環境都市工学科卒業
  • 平成20年度本校専攻科環境工学専攻修了
  • 平成25年度北海道大学大学院工学院環境創生工学専攻博士課程修了
  • 和歌山工業高等専門学校環境都市工学科助教
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