校長メッセージ

群馬高専で夢の実現を

学校長・山ア 誠

 群馬高専は、学生の夢の実現に向けて、学校あげて全力投球します。

 高等専門学校(高専)の特徴は、大学と同じ高等教育機関で、しかも中学校卒業後15歳という若い段階から5年間一貫の早期技術者教育を行うことです。更に2年制の専攻科を備えています。本校ではこの特徴を最大限に活かし、全人的な教育はもとより、将来の科学技術を担い、先導するトップエンジニアの育成に努めています。
 本科卒業生及び専攻科修了生とも就職希望者は100%の就職率を維持していますし、多くの学生が本科卒業後に大学3年次編入学し、あるいは専攻科修了後に大学院進学し、更に高度の理工系の学習を継続しています。なお、5年制の本科卒業生には準学士の称号が授与されますし、それに続く2年制の専攻科修了者には大学評価・学位授与機構の審査を経て学士の学位が授与されます。

群馬高専の教育の特徴

確かな基礎学力と体験型学習

 本校の特長として、工学の基礎学力の教育に力を入れていることです。工業製品の生産・開発・研究の現場では多くの工夫が必要であり、アイデアや創意工夫の多くは問題に向き合った現場の中から出てきます。このため、単なる知識や技法を教えるのではなく、その理論的な背景も系統立てて教え基礎学力の厚みを付けさせることが、応用力や創造力の涵養を図る上で大事です。また同時に、座学と、実験・実習・演習などの体験型学習を有機的に組み合わせた教育を行うことにより、知識をより確かなものにするとともに、知識だけではない、言わば頭と手足が同時に働き動くエンジニアを育てたいと考えています。

広い裾野を持った専門教育

 現在の技術者は、個々の専門分野の知識だけでなく、広い視野も必要です。群馬高専では広い裾野を持った専門教育を心がけています。専門性を活かすためには、広い視点で捉え、考えることができるようにすることも大事であると考えます。すそ野が広い山は高いように、いろいろなものに関心や興味を持って学習し、しっかりした基礎学力を身に付けさせたいと思っています。このような考えから、得意な分野だけでなく、異なる分野の知識も進んで学ぶ教育環境づくりに取り組んでいます。
 学生間の交流を広げることも重視しています。いろいろな夢を持った学生が触発し合い、学ぶ教育環境づくりを進めるため、各学科の学生でクラスを構成する混合学級制度(1、2年次)を導入しています。また、課外活動や学校行事で他学科の学生との交流も大切にしています。

国際性を育む教育

 現在は、海外での仕事も多く、日本国内でも色々な国の技術者と合同で仕事をする機会も多くなりました。国際性の身に付けることも技術者として重要です。国際性を発揮するためには、国際言語である英語コミュニケーション力を身に付けることが欠かせません。経済のグローバル化の進展が著しい今日、国内で仕事をする上でも英語力は必要とされています。このため、高学年でも英語授業時間数を充実させ、受験料を支援する等して学生にTOEICを受験するよう勧めています。TOEICを教育の中に導入したのは、英語学習を学校の中だけで終わらせないで、社会人になっても継続して欲しいとの願いからです。さらに、専攻科では、一部の専門科目ですが、授業を全て英語で行っています。これは専門的な内容をベースに英語コミュニケーション力を涵養するために行っているものです。国際性を身に付けるためには、海外に出て学ぶことも大切で、4年生や専攻科1年生の希望者をオーストラリアでの語学研修も派遣しています。また、本校で学ぶ留学生との交流も良い機会となっています。

 緑豊かなキャンパスの群馬高専では、教職員が全力で、次代を担う実践的かつ創造性豊かな技術系人材を養成していきたいと考えています。

独立行政法人 国立高等専門学校機構
群馬工業高等専門学校長 山ア 誠

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