平成29年春の叙勲受章者について

平成29年春の叙勲受章者が発表されました。
本校関係者の受章者は以下のとおりとなります。

【瑞宝小綬章】
岡上 登喜男(群馬工業高等専門学校名誉教授)

 

岡上登喜男名誉教授からのコメント

 「長年公務にあって功績のあった者」ということで、春の叙勲を受けました。定年まで33年間の勤務はともかく、公務に功績があったという言葉は身に過ぎており、気恥ずかしさを覚えつつ、有り難く頂戴して参りました。
 私が群馬高専に着任したのは、創立4年目、50年前であり、以後、自由な校風と、優れた学生・教員の教育環境に恵まれ、幸いでした。
 群大工学部長だった初代校長下田功先生は、創設期十年間の在職でした。17.7倍の難関を突破した一期生の入学式で、「本校の教育目標は、『人』として完成した技術者の養成を主眼とする。」(『群馬高専十年史』所収)と述べたのでした。そして5年後の卒業式訓示は「私の学校では、一定の型にしかはまらぬようには教育していない。立派な技術者に大成されることを祈ってやまない。」
であり、はなむけの言葉は「忍」の一字でした。それに対する答辞は、「私達には指導鞭撻を仰ぐ先輩はなく、その前途は茨の道であります。それを乗り越えて、学閥を打破していくのが我ら一期生の役目であると思います。高専創立の歴史と共に成長してきた私達の将来の成否は、高専の真価を決定するものであり、その浮沈運命は、まさに私達の双肩にかかっていると思います。」でした。大学編入の道は閉ざされていて、進学者は大学受験の1名でした。  
 彼らは実力と努力で、各企業の技術者としての使命を全うして、下田校長の期待に応えて、今や70才前後、旧友と交流を楽しみにするなど、悠々自適の生活を楽しんでいます。
 『学校便り』の最近号を読み、伝統の自由な雰囲気の下、今昔の感ある進路実績を知り、下田校長の薫陶を受けた一人として、ご同慶の至りです。

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